スクリーム!!

情熱に火をつけて 雨雲を吹き飛ばせ

KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX 感想

概要

2013〜2014年にかけて行われた、彼らにとって2回目の五大ドームツアー。

 

www.infinity-r.jp

 

 

\ これが関ジャニ∞じゃーーー!!! //

と、ディスクが叫んでいる。

彼らの魅力すべてを詰め込んだらあふれてもた!!まいっか!!って感じ。

バンド、ダンス、きらきらアイドル、なんだかんだバランスよく配置されている。

バランスよく配置されているけど、それぞれが魅力的すぎて、結果あふれました。

衣装もメンバーカラーが分かりやすく使われているし、まだまだ個人個人のキャラクターをしっかり打ち出そうとしている時期なのでしょうか。

(バンド中もわかりやすくかっこつけている場面もあり、微笑ましく見守りたいけどズキュン!!とすぐ仕留められるチョロオタクです)

横山さんのトランペット初披露や、名曲「All is well」も美しい。

そしてもちろん、めちゃくちゃ笑かしてくれる。

 個人的には、「初めての関ジャニ∞」にお勧めしたい作品のうちの一つです。

 

 

みどころ超抜粋

オープニング

開演前、エイトコールが起こる中の彼らの姿。

ハグしたり天を仰いだりして、自分たちを鼓舞している様子がうつります。

こんなふうに気持ちを準備してライブに臨んでいるんだなと思うと、彼らも一人の人間であることを思い知らされ、同時に1回1回の公演が改めてありがたく感じられます。

一瞬たりとも目を離すなよこれからの私!!!

 

ブリュレ

個人的JUKE BOXベストシーンは、ブリュレ冒頭「苛っているみたいだ」の「」です。

錦戸さんの濁音って本当に魅力的。

頭上カメラにより、大倉さんが裸足ということが判明するのもブリュレです。

 

宇宙に行ったライオン

「初めて得た仲間に」と歌い上げながらメンバーを指さす渋谷さん。

今となっては涙なしに見られない名シーンです。

彼の血管(流れているのはトマトジュース)である赤いマイクコード*1に絡まりながら歌う渋谷さんを見て、「長生きしてね…」と願わずにはいられない。

皆がすごい熱量でいるのに、終始涼し気な横山さんも必見。

 

TAKOYAKI in my heart

これをただの自己紹介ソングと侮っていませんか?

見どころだらけで目が忙しい、一番集中力を要する曲として注意喚起します。

とにかくメンバーがずっと楽しそう。

これだけで最高なのに、さらにダンスがかっこいいので気が抜けない。

超~抜粋して、ここぞ!のポイントを箇条書きでご紹介。

  • 「大阪ー!大阪ー!」のC&RでCをしない斬新な錦戸さん
  • もうやめさせてもら「うわー!」と悲鳴を上げる村上さん丸山さん
  • 「あっち系ちゃうわ」で奥から走ってくる大倉さんがあっち系
  • 「食べモン言うてるだけやんけ!」と指差す横山さんの美しさ
  • 規制音乱れうち、楽しそうすぎるのに一人険しい顔の錦戸さん
  • 横山ソロが始まってもギャグソロの余韻に浸る丸山さん

 

ダンスメドレー

「息つく間もない」とは、「Sorry Sorry LoveからWater Dropまでのガツガツダンスメドレー」のことを指します。

初見の私は踊る関ジャニ∞を知りませんでしたので、度肝を抜かれました。

2回3回と見返すたびに、「かっこいい」「あれ?またかっこいい」「え、まだ未知のかっこいいがあった」と新鮮です。

そこからの!涙の答え!!見てるこっちがしんどい!!

ボットボトに汗という名の聖水をこぼす横山さんと丸山さんは生きる奇跡。

 

横山さんトランペットチャレンジ(青春ノスタルジー、クラゲ)

これは生で見てたら感情爆発だったでしょう。見たかったなぁ!

緊張の面持ちの横山さん、横山さんを見守るメンバーの目線。

そして演奏後に労うギターを抱えた安田さんの顔!!

世界中のやさしさが京セラドームのセンターステージに集約されてしまった。

音楽が得意でないキャラとして、でも関ジャニ∞の武器になるならと練習を始めたトランペット。

 そして実際それが大きな武器になり関ジャニ∞の音楽を広げ、美しい未来を引き寄せてくれています。

トランペットに挑戦してくれた横山さん、見守って背中を押したであろうメンバーや関係者の皆さん、本当にありがとう…あかん泣けてきた…。

 

ロックメドレー(Your WURLITZERからEightpop!!!!!!!)

ここの盛り上がり方がえげつない。

Your WURLITZERが曲として魅力的すぎる(錦戸Pありがとう!!)のに、満を持してヌルッと出てくる渋谷さんのラスボス感。

この気持ちは何!?と思ってたら、レスキューレスキューの最後に渋谷さんが「最高」って教えてくれます。それや、これが最高ってやつや。

ノンストップでEightpop!!!!!!!まで走り抜けて、たまり切ったエネルギーを重ねに重ねた余韻と花火で昇華させてくれる。

最後には大倉さんと一緒にバタンです。

 

All is well

以前関ジャムで、女性はピアノの音で泣く、という話が出ていましたが、まさにこのイントロがそれでした。

この曲は歌詞もメロも本当に優しくてあったかくてほっとする、なんか変な感覚やけど、人格があるように感じます。

曲前の安田さんの挨拶も相まって、心がホロホロと溶けていく。

ロックメドレーで高まり切った気持ちを一気に柔らかくしてくれる、見事なセットリストです。

退場の際、横山さんが両手を広げてメンバーがお辞儀をする光景も美しい。

 

まとめ

2018年現在と比べると、皆若くてがむしゃらでかっこつけていて野心丸出しで、要所要所に「おれら今はこんなんで、これからもっといけんねん!!!」がにじみ出ているように感じます。

そして実際に彼らはそういう未来を私たちに見せてくれています。

「JUKE BOXは音楽性が強い」という評価を見たことがあるし、

私も「バンド色が強いライブ」という印象を持っていましたが、

改めて見返して、「人間臭いライブ」という印象が追加されました。

一言でいうと、最高で最強です。

*1:元気が出るパンフレット参照