スクリーム!!

情熱に火をつけて 雨雲を吹き飛ばせ

十五祭 現場感想

絶賛公演中の、関ジャニ∞五大ドームツアー十五祭 大阪公演に行ってきました。

 


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Concert・Stage(関ジャニ∞) | Johnny's net

 

最高に楽しかったので、簡単に感想を記します。披露曲名含め、ネタバレあります。

 

 

 

ステージ構成が最高

私は松竹座に入ったことがないので、それと照らし合わせてドヤコヤ言えないのですが、私が思う今回の特徴は

・メインモニターが大きくて据え置きの装飾が控えめ

・スピーカーによる視界の遮りがない

・サイド、バックステージのクレーンで思いの外メンバーが近づいてくれる

の3点。

メインステージの据え置き装飾は、光ったり動いたりはないのですが、過去のアルバムジャケットや曲名を仄めかすもの、GR8EST BOYなどがセンスよく散りばめられていて、まぁ全体を詳細までしっかり見られたのは限られた席の人だけだったかもしれないし私も良くは見えてないけど、見える範囲ではとても素敵でした。DVDが発売されてじっくり見られるのが楽しみ。

スピーカーが目立たなくなった件は、今まではメインモニターの両サイドに巨大バナナでもぶら下げてんのか?ってくらい存在感抜群だったスピーカー鉄塔がすっかり消えてなくなっていました。(モニターの上部に配置されているらしい?)今までは、巨大バナナによってだいたい見えへん!という席も少なくなかったと思います。そのストレスが一切ないというのは素晴らしい進化でした。個人的には音も良くなっていたと思います。これは席によるのかもしれないけど。

サブステージのクレーンについて、過去には真上に競り上がる演出はあったかと思いますが、それがクレーンのように角度が付き、回転することで、スタンド席や埋もれアリーナ席に近づいてくれた印象です。席によっては、メンバーを下から拝めるというレア体験も。これも全体の満足感を高める大きな一因でした。

開演前はステージ装飾があまり見えなかったしムビステもなかったのでえらい地味やな〜と思ってましたが、クレーン(言葉あってんのか)と後述の照明演出のおかげで、始まってしまえば全然派手でした。見た目で判断したらあかんかった。

 

衣装・照明・映像演出が最高

 個人的な好みかもしれませんが…衣装は全体的にクールでかっこいい系、メンバーカラーを意識したものが多かったように感じます。一部のファンの方からは、過去衣装のオマージュ?と言われていたものも。あと単純に衣装替えも多かったような。もう着替えちゃうの!もありました。

照明も贅沢にレーザーが飛び交い、前回のツアーに比べて全体が明るかったように感じます。遠くのメンバーまで、双眼鏡なしで比較的よく見えました。

曲バックの映像も多種多様で、たくさんのクリエイターさんが関わってそうだなと感じました。真相は知りません。かつてバナナの大群に視界を奪われた経験もありますが、そんなこともなくグラフィックとカメラ映像がどちらも楽しめます。(ライブってバナナとの戦いなのか?)

OP映像では、戦国絵巻風にアニメーションで関ジャニ∞の歴史を辿っていきます。8人でスタートし、しっかり内さん渋谷さんの脱退にも触れていたところに誠意を感じる内容。結成当初からファンだった方には嬉しい演出だったと思います。私はファン歴浅いので何とも言えないけど、渋谷さんの背中にはグッとくるものがありました。

 

セットリストが最高

まぁ〜正直これに尽きます。懐かしい曲の2019ver.、メドレーお手振りになりがちな定番曲は間奏までしっかり踊ることで新鮮に復活、バキバキのダンス演出、今までライブで披露されてなかったカップリング曲やアルバム曲の掘り起こしなど、ファンの好きや期待のアレコレが、ぎゅーっと詰め込まれているようでした。

特にユニット曲は、この組み合わせが見たかった〜!の3連発で息も絶え絶えになりました。(まぁこればかりはどの組み合わせでも同じことを言ってたやろうな…)

また、本編ではシングルお手振りメドレーみたいなものがなく、わりと全曲しっかりやってくれるのがありがたかったです。さすがに全曲フルサイズではないけど、これは満腹。

ただし自称「ふんわりオタク」の友人は数曲知らないのもあった〜と言っていました。過去のカップリングまで抑えられてない人は「?」となる曲もあるかも。それでも彼らの表現力と演出があるから十分楽しめそうです。

あと本編ラストの曲が演出含め本当〜〜に美しかった。総じてセットリストが最高です。いろいろ書いたけど、これがすべて。

 

バンド・ダンス・お手振りのバランスが最高

個人的にはバンド関ジャニ∞が好きなんですけど、今回はバンドは後半の数曲のみ。途中アコースティックコーナーがありましたが、こんなにバンド少なくても大満足できるもんなんかと新しい発見でした。

バンド→アイドルの完全二部構成ライブだったJAM、GR8ESTに比べたら格段にバンド比率が下がり、ガツガツ踊る曲が増えました。これは安田さんの体調によるところも大きいと思います。実際、あんなに踊る安田さんの姿を見ることができて胸がいっぱい。(やや心配にもなる)

この曲を踊るか!この曲をお手振りか!と、個人的には嬉しいバランスでした。特に大阪ロマネスクをサラッと中盤に入れてくるところ、NOROSHIをステージ移動のお手振りにあてたところなんかは、誰の発案ですか!と問いただしたいくらい最高でした。

あれだけバンド比率高かったのをグッと下げるのはなかなか勇気のいる決断なんじゃないかなと思いますが、結果最高でした。安田さんの前に赤いタンバリンがスタンバイされていて、tokyoholicするで!って最初からアピールしてくれてるのもコーフンを煽る一因でした。あんなにすばりょが押し寄せてきていた楽曲、これからどうなるのかなぁと思っていましたが、そんな心配は無用で、名曲は名曲として生きていくんだなぁと感激しました。赤いドラムセットもかっこよかった。これはオタクの悪癖でしょうか。

 

彼らの歌唱パフォーマンスが最高

こんなこというの偉そうで恥ずかしいけど、まためちゃくちゃ歌うまくなってるな…と思いました。ピッチがドヤコヤは当然として、表現力というか、CD音源より色気も迫力もあってたまらない。個人的には安田さんの艶っぽさと上ハモの声量、村上さんの安定感に圧倒されました。あと横山さんが「熱量あります!」を全面に押し出してる感じも新鮮だった。もう〜こんなん見せられたら楽しみだった次アルバム(まだ発売を匂わせてもくれない)がより楽しみになってしまう…と頭を抱えるしかない。

ダンスの魅力は、DVD発売されてから堪能します!やっぱりこれは真正面から見たい!!

 

その他

MCがいつもより短かったです!その分曲をたくさんやってくれたのかなと思いますが、今回初関ジャニ∞ライブだった友人が「MCってこんなもん?(もっと長いと思ってた)」と驚いていたので、本当にMC需要あるんだなと笑いました。特典のMCダイジェストで堪能することにしましょう。

 

最後の挨拶が、いつもと違って映像でした。これには最初めちゃくちゃ戸惑いましたが、いま思い返すと、GR8ESTのときにいろいろ思うところがあったのかなと思います。あの時は新体制発足間もないツアーだったこともあり、彼らの言葉が本当に熱を帯びていて生々しかった。それが生々しすぎたというか、生々しすぎて公演ごとに変化して(彼らの心境も変化するから当たり前)、どの公演の挨拶を聞くかでファンの受け取り方に差がありすぎたのかなと想像します。複数公演入る方はそれなりだけど、1回しか入らない方が大多数だと考えると、やっぱり生々し過ぎたと考えるのも無理ないかなと。

彼らの生々しい熱を帯びた言葉が好きなファンは本当に多いと思うし私も例にもれないけど、ライブは生モノだと考える彼らにしてももう少しフラットにすべきではないかと考えたのかも。それは少し理解できる気がします。全公演の挨拶をDVDに収録するのも難しいんやろうし。

でもやっぱり〜彼らの生の言葉がもっと聞きたいから、どれだけたどたどしくても次はその場で喋ってほしい〜!今回もパンフにもっと言葉が欲しかった〜!!と喚いてしまう自分の気持ちも大切にしようと思っています。

まぁ単純に、いっぱい曲やるために、その場で喋ってると時間オーバーになるから映像にしたってだけかもしれませんね!ありえるな!!

 

 

以上、つらつらとスマホから書きましたので乱筆乱文ですが、まだ記憶が新鮮なうちに書き留めておきたかったので!